中国厦門(アモイ|アオメン)を旅行する時に、有名な観光スポット「南普陀寺|Nanputuo」に行ってきました。中国福建省の一番栄えている名刹(有名寺院)として毎年、中国各地からの参拝者が絶たず訪れているそうです。
今回の記事では、厦門の南普陀寺の良いところ(どんな魅力があるのか)について紹介したいと思います。
厦門の南普陀寺とは?
参考 厦門の南普陀寺公式サイトhttp://nanputuo.com南普陀寺(なんふだじ|中国語読み:Nan-pu-tuo-si)は、中国の福建省厦門市にある 千年余りの歴史もあった仏教寺院です。規模的には厦門島の中で一番大きいお寺でもあり、中国本土の重要仏教寺院の一つでもあります。
その命名の由来は、浙江省(福建省厦門の北)にある中国の四大仏教名山・普陀山(ふださん|中国語読み:Pu-tuo-shan)の南に位置しているからです。立地上という理由のほかには、観世音菩薩が祀られていることもあり、浙江省にある普陀山の「観音霊場」とも似ていると言われているところから、「南普陀寺|Nanputuo」として名付けられているようになったそうです。
厦門から数多くの華僑が海外に渡った歴史から、現在、福建省だけではなく、中国各地や東南アジアなどに在住している華僑の信仰を集めている 中国福建省の一番栄えている名刹(有名寺院)です。
南普陀寺はどんな魅力がある?
厦門の南普陀寺は、敷地面積 約250,000平方メートル、南向きになっています。
現在、境内には、天王殿・大雄宝殿・大悲殿の三つの仏殿等が残されており、寺院の中は整然としています。
厦門の南普陀寺にある「天王殿」(↑)です。
弥勒菩薩、韋駄天金剛神、四大天王が祀られています。
一方、厦門の南普陀寺にある「大雄宝殿」は、壮大な構造であり、三世尊仏が祀られている場所です。内部にはとても威厳で神聖的なところでもあり、撮影遠慮しております。
こちら(↑)は、厦門の南普陀寺にある「大悲殿」です。
観音菩薩が祀られている八角形の3階建ての仏殿。
境内のほかには、「放生池」「万寿塔」「法堂」「南普陀寺鐘楼」などもあります。
上の写真は、南普陀寺の境外から見た「放生池」「万寿塔」です。
厦門の南普陀寺の境内にある「万寿塔」(↑)です。
こちら(↑)は、「法堂」です。
南普陀寺に行く時、やるべきことはこちら!
では、厦門の南普陀寺に行く時に、どんなことをやるべきなのか、厦門旅行の思い出になる内容もまとめてみました。
南普陀寺の郵便局でポストカードを買って送ること
道場に入る前に、南普陀寺郵便局があります。その中から記念ポストカードを買って旅行記念として送ってみましょう!
ポストカードと切符は別売りです。中国国内での郵送の場合、8元(=約130円)切符で十分です。
国際郵送、日本へ送る場合は、8元+5元=13元(約210円)がかかります。
南普陀寺「天王殿」前の広場でお焼香をすること
特別なサービスかもしれませんが、南普陀寺では、1本のお線香が無料で配られている「贈香処」があります。「天王殿」前の広場で設置していますので、とても見つかりやすい場所です。
ここでもらったお線香は、広場下にある火鉢のところで焚く。
「天王殿」に向かって、心を込めてご焼香する中国人の皆さん。仏教の信仰は未だに人気がある模様。
南普陀寺の定番手土産「素餅」を買うこと
厦門の南普陀寺では、もっとも有名な手土産は境内に売られている「素餅」です。
いろんな味がありますので、店員さんのオススメで購入してみました。
※出典:中国百度の検索画像
やや甘みがあるお餅で、柔らかい食感。手土産として定番でもあり、ぜひ購入してみてください。
南普陀寺の裏にある「五老峰」を登って厦門の一望を眺めてみること
南普陀寺の後ろには、高さ約190メートルの「五老峰」があります。寺院の裏手の道に沿って「五老峰」の頂上まで登ると、絵のように厦門の美しい景色を一望できますので、南普陀寺に訪れたら、裏にある「五老峰」も是非登ってみてください。
頂上までは約1時間かかりますが、今回、体力と時間の都合で「五老峰」の途中まで登ってみました。それにしても、このような素晴らしい景色を楽しむことができました。
海の向こうには金門島が眺められますし、厦門市内でもっとも高い建物「厦門双子タワー」も目に入ってきます。
南普陀寺の境内にある「素菜館」の精進料理を食べること
中国現地の口コミでは、南普陀寺を参拝した後、南普陀寺の境内にある「素菜館」の精進料理を食べることもオススメだそうです。
こちら(↑)は、「素菜館」の精進料理・素齋です。
香泥藏珍(甘みの芋料理)とスープとか、精進料理ですので、お口に合うかどうかは人それぞれのようです。またメニューと注文、お支払いは、全て中国のSNSアプリ「WeChat」での対応となります。日本人などの海外旅行者は、メニューくださいと最初から依頼したほうが良さそうです。
厦門の南普陀寺の行き方|アクセス|入場料|開放時間
厦門の南普陀寺は、五老峰のふもとにあり、厦門大学の正門近くにあります。
アクセス的には、厦門の駅や港からバスでもタクシーでも気軽に行ける場所です。
- 住所:福建省厦門市思明区思明南路515号
- バス:1路・21路・45路・751路・841路・959路など
- 最寄りバス駅:厦大南門(南普陀)駅
入場料は設けていませんので、どなたでも(パスポート無しでも)自由に入場できます。
厦門の南普陀寺の開放時間は、3時~18時(内山門)、3時~20時(外山門)です。
まとめ(感想)
以上、中国福建省の一番栄えている名刹(有名寺院):厦門の南普陀寺についてご紹介しました。ぜひ、記事で触れた 南普陀寺の良いところ(魅力的な内容)とやるべきことを体験してもらうと嬉しいです。
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