厦門市内には、主な移動手段は タクシー、バス、快速バス(BRT)と地下鉄の4種類があります。今回は、厦門の地下鉄情報:初乗り運賃が2元(=約30円)という激安価格である アモイメトロ(AMTR|厦門地鉄)1号線の乗り方について紹介したいと思います。
その前に中国各都市別の地下鉄ランキング:営業キロ数や乗客数を中国各都市ごとにまとめてご紹介した記事も合わせて読んでみてください。

厦門の地下鉄情報
参考 厦門地鉄公式サイトhttp://www.xmgdjt.netアモイメトロ(AMTR|厦門地鉄)は、地元の住民にとってまだまだ最新の乗り物で、乗り慣れていない交通手段です。
今まで、日常生活においてはバスと快速バス(BRT)の利用がもっとも多いため、格安運賃や利便性、利用の定着などの理由もあり、厦門の地下鉄の建設計画がほかの中国都市と比べると、かなり遅れているようです。
現在、建設許可を得た地下鉄は 5路線のみです。唯一の全線開通している地下鉄は 1号線(LINE 1)だけです。それ以外の地下鉄路線: 2号線(LINE 2)・3号線(LINE 3)・4号線(LINE )・6号線(LINE 6)は、現在も建設進行中とのこと。
計画上では、
- 2号線(LINE 2):2019年7月より試運行(予定)
- 3号線(LINE 3):2020年12月より試運行(予定)
- 4号線(LINE 4):2020年12月より試運行(予定)
- 6号線(LINE 6):2021年11月より試運行(予定)
アモイメトロ|厦門地鉄 1号線(LINE 1)について
2017年12月31日より試運行を経て、翌年2018年の1月29日から全線開通のアモイメトロ|厦門地鉄 1号線(LINE 1)
路線全長30.3kmの長さで、起点の鎮海路駅(Zhenhai Rd)から終点の岩内駅(Yannei) までを結ぶ、厦門初の地下鉄です。
駅数は、合計24駅です。6両編成の車両を採用。最高時速は80km/hも。
厦門の中心部である思明区・湖里区・集美区を縦横断の形で、厦門の南北を走る中核路線です。
初乗り運賃が2元(=約30円)からです。
アモイメトロ|厦門地鉄 1号線の乗り方
厦門の地下鉄:アモイメトロ|厦門地鉄 1号線の乗車切符は、駅に設置してあるこちら(↓)の機械から購入できます。
中国語の表記ですが、左上にあるEnglish(英語)への言語切り替えもできます。
行き先(目的地)の駅名を選択してから、必要な運賃が表示されます。
また、決済方法は、現金(紙幣:5元、10元、20元;コイン:1元)と、アリペイ(支付宝)・WeChat Pay(微信支付)のQRコード決済 の2種類になります。
乗車人数も同時に選べるので、同行者分の運賃は同時に買えることが助かります。
購入した乗車切符は、こちら(↓)のコイン型乗車券(ICチップ入り)になります。
電車に乗る前に、改札口前には、手荷物のセキュリティー検査が設けています。
空港のように厳重な検査が徹底的にされています。
セキュリティー検査を通ってから、改札口に向かって、乗車していきます。
Suicaなどの交通系ICカードと同じように、コイン型乗車券を改札にタッチしての乗車。もし、アリペイ(支付宝)・WeChat Pay(微信支付)があれば、QRコード決済による乗車もできる模様。
まだ開通して1年ぐらいなので、駅ホームも車内も新しく見えます。
特に車内では非常に清潔感があって、綺麗な内装でした。地元の厦門住民は静かに地下鉄を乗っているので、乗車マナーもきちんと守られている好印象!
地下鉄を降りる時は、コイン型乗車券を改札出口にある回収口に入れてから、改札から出られます。出口にはセキュリティー検査がありません。
まとめ(感想)
まだ建設中の路線が多い厦門の地下鉄ですが、全路線が開通となると、厦門旅行をもっと便利になることは、間違いありません。日本の地下鉄や電車と比べると、初売り運賃の安さでついつい、乗りたがりそうですね。
最後に、東京から厦門行きの飛行機は、ANAビジネスクラスを利用しました。よかったら、【東京成田~厦門】ANAビジネスクラスの搭乗体験記もご参考にどうぞ!

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