毎年この時期になると、世界最高峰の映画祭典「第91回アカデミー賞」を巡る予測投稿が必ずTwitterやブログ、各メディアサイトなどで話題になっていると思います。
今回、当ブログでは過去5年間アカデミー賞の結果を独自分析してみたところ、ある大胆な結果予想を出させてもらいたいと思います。その結果予想というのは、「第91回アカデミー賞」の長編アニメ部門にノミネートされた細田守監督『未来のミライ』→受賞ならず という内容です。
※(心の中では)炎上にならないとありがたいのですが、
第91回アカデミー賞 長編アニメ部門のノミネート作品
ご存知かと思いますが、第91回アカデミー賞 長編アニメ部門のノミネート作品はこちらです。
- 『インクレディブル・ファミリー』(製作|配給:ディズニー)
- 『シュガー・ラッシュ:オンライン』(製作|配給:ディズニー)
- 『犬ヶ島』(配給:フォックス)
- 『スパイダーマン:スパイダーバース』(配給:SPE)
- 『未来のミライ』(製作:スタジオ地図|配給:東宝)
過去5年間のアカデミー賞 長編アニメ部門の受賞作品
まず最初に、過去5年間のアカデミー賞 長編アニメ部門の受賞作品を見てみましょう。
- 2018年 第90回アカデミー賞:『リメンバー・ミー』(製作|配給:ディズニー)
- 2017年 第89回アカデミー賞:『ズートピア』(製作|配給:ディズニー)
- 2016年 第88回アカデミー賞:『インサイド・ヘッド』(製作|配給:ディズニー)
- 2015年 第87回アカデミー賞:『ベイマックス』(製作|配給:ディズニー)
- 2014年 第86回アカデミー賞:『アナと雪の女王』(製作|配給:ディズニー)
ご覧の通り、2014年から2018年の過去5年間の受賞作品には、非常に分かりやすい傾向が見えてきませんか?
アカデミー賞の長編アニメ受賞作品はまさかのディズニーさんの一人勝ち状態です!
ということで、今年の第91回アカデミー賞 長編アニメ部門の受賞作品もきっと「ディズニー作品」に間違いないでは?と思われますね。
しかし、こちらの断片的な情報だけですと、あまりにも独断すぎるとの批判が出てくると思いますので、ほか証拠的な数字もお見せしましょう。
過去5年間のアカデミー賞 長編アニメ部門のノミネート作品
続いては、過去5年間のアカデミー賞 長編アニメ部門のノミネート作品の興行収入を見てもらいたい。
- 『リメンバー・ミー』(興行収入:約8億700万ドル)
- 『ボス・ベイビー』(興行収入:約5億2700万ドル)
- 『生きのびるために』(興行収入:約440万ドル)
- 『Ferdinand』(興行収入:約2億9600万ドル)
- 『ゴッホ 最期の手紙』(興行収入:約3000万ドル)
- 『ズートピア』(興行収入:約10億2300万ドル)
- 『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(興行収入:約7700万ドル)
- 『モアナと伝説の海』(興行収入:約6億4300万ドル)
- 『ぼくの名前はズッキーニ』(興行収入:約560万ドル)
- 『レッドタートル ある島の物語』(興行収入:約660万ドル)
- 『インサイド・ヘッド』(興行収入:約8億5600万ドル)
- 『アノマリサ|Anomalisa』(興行収入:約570万ドル)
- 『父を探して|Boy and the World』(興行収入:約27万ドル)
- 『ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』(興行収入:約1億600万ドル)
- 『思い出のマーニー』(興行収入:約3490万ドル)
- 『ベイマックス』(興行収入:約6億5700万ドル)
- 『ボックストロール』(興行収入:約1億900万ドル)
- 『ヒックとドラゴン2』(興行収入:約6億2100万ドル)
- 『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』(興行収入:約440万ドル)
- 『かぐや姫の物語』(興行収入:約2400万ドル)
- 『アナと雪の女王』(興行収入:約12億7400万ドル)
- 『クルードさんちのはじめての冒険』(興行収入:約5億8700万ドル)
- 『怪盗グルーのミニオン危機一発』(興行収入:約9億7000万ドル)
- 『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ|Ernest & Celestine』(興行収入:約800万ドル)
- 『風立ちぬ』(興行収入:約1億3650万ドル)
※金額は全て世界的興行収入になる
※黄色にした太文字の箇所はノミネート作品の中で興行収入TOPの作品
念のためにご参考までにこちらのように一覧リストもまとめてみました。
如何でしょうか。こう見ると、過去5年間のノミネート作品の中では、世界的興行収入がもっとも多い作品って限られていますよね。しかも、その作品はなんと、いずれもアカデミー賞 長編アニメ部門の受賞になった結果もお分かりになったではないでしょうか。
あくまで結果論ではありますが、製作&配給の実力面と世界的興行収入の数字面においては、ディズニーに勝つ作品はほとんど存在しなかったとのことで、その結果、アカデミー賞 長編アニメ部門もディズニーが勝ち取ったというややこじつけた結論が見えてきましたね。
そうなると、「ディズニー製作&配給」「世界的興行収入TOP」という2点だけに着目してみれば、今年のアカデミー賞 長編アニメ部門の受賞作品もおおよそ予想できちゃうのではないでしょうか!!
第91回アカデミー賞 長編アニメ部門の受賞作品【結果予想】
早速、上記の予想分析に基づいて、2019年 第91回アカデミー賞 長編アニメ部門の受賞作品を予想してみたいと思います。
皆さん、もう一度、今年のアカデミー賞にノミネートされた長編アニメ作品をチェックしなおしてみてください!
- 『インクレディブル・ファミリー』(製作|配給:ディズニー)
- 『シュガー・ラッシュ:オンライン』(製作|配給:ディズニー)
- 『犬ヶ島』(配給:フォックス)
- 『スパイダーマン:スパイダーバース』(配給:SPE)
- 『未来のミライ』(製作:スタジオ地図|配給:東宝)
まず、ディズニーによる製作&配給の作品を見つけてください。
そうすると、下記2つの作品が絞られてきましたね。
- 『インクレディブル・ファミリー』(製作|配給:ディズニー)
- 『シュガー・ラッシュ:オンライン』(製作|配給:ディズニー)
次ぎは、全世界的興行収入の数字から見てみましょう!
- 『インクレディブル・ファミリー』(興行収入:約12億4300万ドル)
- 『シュガー・ラッシュ:オンライン』(興行収入:約4億5700万ドル)
いずれもディズニーの製作&配給作品ですが、興行収入がもっとも多い作品は『インクレディブル・ファミリー』でしたね。
「ディズニー製作&配給」「興行収入TOP」の作品 = アカデミー賞 長編アニメ部門の受賞作品
もしこちらの予想分析(暗黙の裏ルールかも?)が正しければ、ディズニー製作&配給の『インクレディブル・ファミリー』は、今年の第91回アカデミー賞 長編アニメ部門に受賞する可能性が大きいのではないでしょうか。
いや、むしろ今までの過去5年間の受賞傾向と実際の結果から予想してみても、 間違いなく 第91回アカデミー賞 長編アニメ部門の受賞作品=『インクレディブル・ファミリー』と、私はここで大胆に結果予想をいたします!(あくまで個人の予想分析です。責任は一切負いませんので、あらかじめご了承ください)
※結論 ⇒ 上記ご説明した予想分析から見ると、第91回アカデミー賞 長編アニメ部門にノミネートされた細田守監督『未来のミライ』は受賞ならず!という結果予想にたどり着くことができました。
※あくまでアカデミー賞が開催される前の現時点のお話です。
第91回アカデミー賞 長編アニメ部門の受賞作品【結果発表】
それでは、果たして私の予想分析と結果予想は正しかったのでしょうか。
「第91回アカデミー賞」の授賞式は、2019年2月24日(アメリカ現地時間)に開催されました。【第91回アカデミー賞】長編アニメーション賞は、なんと『スパイダーマン:スパイダーバース』に決定しました!もちろん予想通りで、『未来のミライ』は受賞ならずという結果でしたが、
おっと、今回の予想と想定外の結果となってしまいました。でも「スパイダーマン」は、そもそもマーベル作品でもあり、映画製作に関しては、ソニーピクチャーズが関与していますが、ディズニーグループの作品である以上、ディズニー作品が長編アニメ部門の受賞作品になることは、間違いありませんね!!!
以上、【予想】第91回アカデミー賞 長編アニメ部門にノミネートされた細田守監督『未来のミライ』→受賞ならず|過去5年間のアカデミー賞結果を分析してみた お話でした!
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