在日中国人の帰化への道

日本在住8年目。日本と中国の話題ネタを紹介します!趣味の旅行・飛行機・カード・映画・キャラクターのことも。

台湾初LCCのV Air(威航)が全面運航停止!可哀想なのは誰?

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8月9日、V Air(威航)からの全面運航停止の発表に目が疑った方はたくさんいらっしゃると思います。経営難のLCC航空会社にとって、薄命・悲劇のキーワードが負いながら、終焉になってしまうように定番のストーリーになりつつであります。本当に可哀想です!

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V Air(威航)とは?

V Air(威航)は実は、台湾民間航空会社・トランスアジア航空(復興航空)が、2013年11月に出資して、作った台湾初の格安航空会社(ローコストキャリア:略称LCC)です。

2014年12月から台北⇔バンコクの運航路線便をもって本格的に就航スタートとしました。就航当時、CAの制服に批判ありましたが、若くて明るいCAの採用や、台湾人の海外旅行熱い就航路線ばかりで、かつ格安航空券の魅力で地元の台湾人に次第に愛用されてきました。

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特に名前のV Air(威航)が台湾人にとって呼びやすい、覚えやすいと言われていたり、なにより一番、受けが良かったのは、V Air(威航)のロゴである「台湾の黒熊」です。

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V Air(威航)の熊なので、『威熊』の愛称も台湾ファンの間に呼ばれています。V Air(威航)が台湾人の間に親しみ感が相当あるとの証しです。

スタッフも中国語・台湾語の対応ができ、地元の台湾人にとって大歓迎されたらしいです。

V Air(威航)運航停止の後はどうなるの?

しかし、まだ運行2年未満のV Air(威航)ですが、早速、運航停止の運命が迎えていました。LCC経営の難しさは、どの国でもあるんだとの印象でした。結局、出資された親会社に吸収されて、V Air(威航)の航空会社ブランドが消滅することとなります。繰り返しになりますが、本当に可哀想すぎます!

しかし、こういう決定での運航停止後、今まで買ったV Air(威航)の航空券はどうなるのでしょうか?

公式ページからこういう対応方法を公表してくれました。

https://www.flyvair.com/ja/news/201.html

細かい文字が読みにくい方のために、こういうシンプルな図をまとめてみました。

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V Air(威航)は10月1日をもって全面運航停止となりますので、9月30日までにV Air(威航)の最期を見送れます!ただ、10月1日以降のすべての便は、上記の図のようにとなります。

つまり、今後、V Air(威航)としては、唯一の存続路線は、台北⇔福岡/チェンマイ便のみとなりますが、親会社のトランスアジア航空(復興航空)に引き継いで、運行させる方針です。

でも先日、トランスアジア航空(復興航空)本体も解散決定を発表したばかりですので、むしろこちらの存続路線も消えていくのではないでしょうか!

一番残念なのは、台北⇔プサン/名古屋/バンコク便ですね。全額払い戻しとなり、もう就航路線が無くなるわけです。可愛いV Air(威航)『威熊』が見れなくなり、本当に悲しいですよね。

全面運航停止のV Air(威航)、可哀想なのは誰?

V Air(威航)が全面運航停止となると、可哀想なのは誰でしょうか?もちろん、せっかく台北旅行を計画して、V Air(威航)の航空券を購入したお客さんが可哀想ですよね。

しかし、一番可哀想なのは、個人的には、V Air(威航)の名前を命名してくれた人ではないでしょうか。

ご存知ないかもしれませんが、実は、V Air(威航)の名前は、台湾で公募によって800件の名前から、選ばれた台湾人目線(消費者目線?)の名前なんです。

その当選者(命名権を持っている)台湾人は二人います。

英語名前である『V Air』は、40代男性の黄さんが命名しました。 中国語名前の『威航』は、30代女性の黄さんによって命名されました。※恐らく夫婦ではありません!

V Air(威航)の名前にこういう意味がある!

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ちなみに、『V Air』のVには、「Voyage」(飛行)「Vision」(ビジョン)「Vivid」(鮮やか)「Victory」(勝利)「Venture」(ベンチャー)といったポジティブな意味合いがあります。

一方、『威航』は初めて台湾人が経営するLCCなので、威風を感じられる思いが込められているそうです。

しかし、今から見ると、『V Air』のVは、幻想の「Vision」であり、『威航』の威は、危機(威=危 中国語の発音が同じ:ウェイ)の「危」かもしれませんね。

本当に意味深い思い名前で、またや航空業界の歴史で記念されそうなキーワードになりそうですね。

まとめ(感想)

でもせっかく、こういう良い意味での命名で、V Air(威航)に希望と新生を与えましたし、地元の台湾人に愛用されてきている航空会社のブランドでしたので、存続してほしいというのはきっと、命名者たち(男女の黄さん)の悲願が大きいかもしれませんね!

生まれ親にとって、一番可哀想なのは、まさしく我が子を失うことに間違いありません。本当にどうにかしてあげたいですね。

それと実は、この2名の命名採用者には、当時、賞品として10年間V Air(威航)乗り放題の無料航空券が授けられましたよ。

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V Air(威航)が全面運航停止になったら、この10年間の乗り放題無料航空券はどうなるのですかね?これも命名者たちにとって、可哀想なことが連発されてしまいましたね。本当に可哀想すぎると思いませんか。

また、いつも台湾世間に騒がせている親会社のトランスアジア航空(復興航空)への批判はきっと絶たないかもしれませんね。それもかなり前の話でしたが、いまは解散決定したトランスアジア航空(復興航空)に対して、遺憾しか言えませんね。

余談ですが、以前、トランスアジア航空(復興航空)のビジネスクラス利用した時、大変良かったですよ。それだけプラスにしときますが、ぜひ参考で読んでみてください。

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